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掃除機の選び方>紙パック方式とサイクロン方式

今日からしばらくは掃除機の選び方について。 基本的なところは他のサイトでもよく記載されていますので、ここでは勘違いしやすい部分について書くことにします。 さて今日は掃除機を選ぶ時のポイントの一つ、ゴミの捨て方とお手入れ方法についてです。 ゴミの分離の仕方についてはたくさんのサイトで一応の説明があると思いますので、 そちらを参考にしていただければ良いかと思います。 さて、紙パック方式と遠心分離方式に ついてですが、 ここではあまり書かれていないことを強調しておきたいと思います。 それは紙パック方式でも遠心分離方式でもどちらもフィルターを使っているということです。 特に見落としやすいのが遠心分離方式でもフィルターを使っているというところですね。 遠心分離した後の排気をきれいにするためにフィルターが使われています。 いくら遠心分離の性能が高い機種でもフィルターを使ってない機種はありません。 つまりは、このフィルターのメンテナンスはどうしても必要になるということです。 紙パック方式は、ゴミが溜まったら紙パックごとゴミを捨てれば終わりです、、、 それに対して、サイクロン方式ですが、集塵ボックスに溜まったゴミだけを捨てれば終わり、、、 ではないんですよ。 分離しきれなかったゴミは、 排気フィルターでゴミを取り除いているのです。 この排気フィルターのメンテナンは、 自分で行わなければなりません。 キャニスター型は以前は自動でメンテナンスしてくれる機種もありましたが今はないかと思います。

とにかく手間かけずにご飯が食べたい人が選ぶ炊飯器は

美味しいご飯が食べたいとか 安く買いたいとか 電気代がかからない炊飯器が欲しいとか そういった視点ではなく、とにかく手間をかけたくない余計な労力や時間を使いたくない、 シンプルにとにかくシンプルに暮らしたい、、 そんなふうに思っているなら、次のような選択の仕方はいかがでしょうか? ・まずご飯を炊く前の準備、お米を研ぐ時ですね、、 内釜でお米を研ぎたいですよね、 その場合の選択肢はただひとつ、、 内釜のコーティングの丈夫さにあります。 洗米内釜と呼ばれたりしていますので、 まずはこの機能がついているものを選ぶことです。 そうすると自ずとマイコン釜の価格の安いものは選定から外れます。 マイコン釜の価格の安い炊飯器の内釜は、コーティングが弱く内釜でお米を研ぐのには不向きです。 ただし、ただしですね、 無洗米を使うなら話は変わってきます。 手間をかけないシンプルにご飯を食べるというのだけなら、無洗米とマイコン釜の組み合わせでベストですね。 さて、無洗米の選択肢はひとまず置いといて、普通のお米の場合を考えますね。 洗米内釜の機能が付いている炊飯器で、 次の条件は、炊飯になりますが、 この部分はどのような釜を選んでもボタンを押してセットするだけですから、 特に選択のポイントはありません。 あえて条件をつけるなら 不必要に炊き分けのついている高級釜は不必要と考えます。 さて次の選択肢は後片付けになりますね。 この後片付けで 意外と手間暇が変わってきます。 ここでの選択の条件は、 圧力IH釜は買わないということに尽きます。 なぜかと言うと圧力IH釜は、 圧力を調整する弁がついていますので ここのところがお手入れするのに 手間と時間がかかります。 いかがでしょうか? お米の研ぎから始まって 炊飯、そして片付けと、 一連の流れをイメージしてみると 安いマイコン釜ではお米を研ぐ時に 内釜で研げず、 そうかと言って 高級の圧力IH炊飯器では、 片付けに 手間と時間がかかるのがわかったと思います。 私の結論ですが、 ・とにかく手間ひまかけず シンプルに使いたい、 そしてご飯は、そこそこの美味しさで食べたいと言うなら、 IH式の圧力タイプでないものを 選んでください。 そして、内釜は、 洗米内釜の機能がついてるのにしてください。 これに尽きると思います。

年配の女性と炊飯器の内釜

 ◆年配の女性と炊飯器の内釜◆ 町内の年配の方が炊飯器を買い換えたという。 割りと経済的に裕福な方なので お店の販売員の方の勧められるままに、 かなりの高級なモデルを買ったようでした。 確かにおいしいご飯は炊けるのですが、 その取り扱いに困っている様子。 よくよく聞いてみれば、 内釜が重くて、握力の弱い私には取り扱いが大変とのことです。 私は、 現役時代、家電事業部にいたこともあって、 家電の選定やら使い方やらを相談を受けることが時々あるのですが、 販売員の方は、ややもするとこのような販売をしてしまうものです。 何を買うにもその通りだと思いますが、 是非自分に合ったものなのか、 自分に使いこなせるのか、 よくよくイメージしてから買うことが大切と思います。  

IH式炊飯器の内釜の重要性

 ◆◆IH式炊飯器の内釜の重要性◆◆ ◆熱のコントロールの重要性 IH式炊飯器の内釜は、 それ自体が発熱するとともに その熱を効率よくお米に伝える必要があります。 そのための工夫が、各メーカーの考え方によって作られています。 ◆基本的な構造 外側に電磁誘導加熱の発熱のために ステンレスを用いて、内側にはその熱を効率よくお米に伝える必要から アルミニウムや銅などを使った多層構造となっています。 内釜の内面には、お米との摩擦に強いフッ素樹脂加工が施されています。 ◆多種多様な内釜 発熱の効率を上げるため、 また均一の加熱を行い蓄熱性を持たせるために ステンレスやアルミニウム銅や鉄銀などを使用して 多層化した内釜がある一方、 墨の塊から削り出したものや 鋳物で作られた内釜も存在します。 ◆性能の良い内釜のデメリット 内釜は美味しいご飯を炊くために非常に重要ですが、 内釜の性能を高めようとすると 重くなってしまう と言いデメリットもあります。 ◆高齢者が購入するときの注意点 特に握力が弱くなった高齢の方が使う場合は、 購入前に実際に持ってみて その取扱いが可能かどうか体感してから買うことが大切です 。

炊飯器の選び方>炊飯器の機能を理解しよう

 ◆◆炊飯器の選び方>炊飯器の機能を理解しよう 今日は炊飯器の機能というよりは,、 ご飯を炊く時のポイントを炊飯器にすり替えて理解してみましょう。 そもそもご飯ご飯を炊くということは、 お米に水を加えて加熱することで、ご飯にすることですね。 その過程でポイントがいくつかあるのですが、 炊飯器の機能になぞらえて、お米からご飯になるまでの道筋を追ってみることにします。 (1)浸し お米を洗った後、水に浸すことを言います。 ある程度の時間(20~30分位)浸しを行うようにすると お米が水を吸ってふっくらしたご飯になりやすいです、 この工程を強制的に行うタイプも存在します。 真空ポンプを使って、内釜の空気を抜き減圧することによって、 お米の吸水性を高めます。 こうすることで浸し時間を大幅に短縮することができます。 ちなみにこの”真空ひたし機能”を搭載した機種は東芝から発売されています。 (2)炊飯 炊飯は、ヒーターで加熱することにより お米をご飯へと変える過程ですね、 加熱すると言いましても一定の火力で炊き上げるわけではなく、 各メーカー各釜によって加熱の流れが違っています。 昔からご飯を炊く時は ・・はじめちょろちょろ中ぱっぱ、 じゅうじゅう吹いたら火をひいて、 ひと握りのワラ燃やし、赤子泣いてもふた取るな・・ などと言って、 炊飯のはじめは火力が弱くそしてその後強くするとかいうように、 火力をコントロールすることで お好みのご飯(ふっくらやシャッキリとしたご飯)に炊き分けていきます。 高級タイプ程、さ様々な銘柄や炊き分け、そして炊き込みご飯など、 多くの炊き分けモードを備えています。 (3)蒸らし 加熱(炊飯)が終了すると、 加熱をやめて保温に切り替わるまでの間が蒸らし時間になります。 この蒸らし時間が終わると、ご飯が炊き上がりということになり 報知音が鳴って自動的に保温に切り替わります。 ・” ほぐし”でより美味しく 美味しいご飯にするには、炊飯から保温に切り替わった後に 釜を開け、しゃもじでご飯をほぐし、 ごはんの表面にある余分な水分を逃すことで ベタつきのないおいしいご飯にすることができます。 是非この”ほぐす”というひと手間をやるようにしてみてください。 ご飯の美味しさが一味違いますよ。 (4)保温 保温は、 保温用ヒーターを使ってご飯を70度位に温め続け

炊飯器の選び方>加熱の仕組みを知ろう

 ◆◆炊飯器の加熱の仕組み ◆二つの加熱方式  ●電磁誘導加熱 IH 式    ・メリット~しゃっきりご飯が得意    ・デメリット~消費電力が大きいので、ブレーカーダウンに注意                 -----------------------------------------------------------------   炊飯器の加熱方式には、 大きく分けて2つの加熱方式があります。 IH 方式は、加熱コイルに高周波電流(約25kHz)を流し、 磁力線を発生させることで内釜を内釜自体を発熱させる方式です。 内釜そのものが加熱しますので、お米を加熱するのに効率が良く、 また強い火力が得られるのでシャッキリとしたご飯を炊くことが上手です。 ●ヒーター加熱式   ・コストパフォーマンスが良い(比較的安価である)     ・最大消費電力が小さいので、ブレーカーダウンしにくい           ------------------------------------------------------- 一方、価格の安い炊飯器は、 ヒーター加熱方式を採用していることがほとんどです。 ヒーター加熱方式は、内釜の底面に設けられたヒーターで加熱する方式です。 このヒーターは、 600から800W 位が使われているものが多いため、 消費電力が IH 式に比べて小さいです。 電気の契約容量が小さい時などは、ブレーカーダウンの心配も少なく、 そのような場合、選択肢の一つにしても良いかと思います。 ご飯の炊き上がりは、IH式と比べると柔らかめとなりがちです。 どちらかと言うと柔らかいご飯が好きな方は、ヒーター加熱方式でも問題ないと思います。

ジャー炊飯器の歴史

◆ジャー炊飯器の発売は1972年◆ ジャー炊飯器が発売される前は、 ご飯を炊くのは電気釜、炊いたご飯を保温するのは電子ジャー、 というものが普及していました。 それが、 1972年に発売されたジャー炊飯器は、 ご飯を炊いてそのまま保温できると言う便利さで、 社会に浸透していきました。 ◆加熱方式は、ヒーター加熱と電磁誘導加熱◆ 始めはヒーター加熱式だけだったのですが、 電磁誘導加熱の IH 方式が発売されると、 より美味しいご飯が炊けるようになり、 さらに圧力を加えることや、 スチームを使うタイプ、 その他、お米によって炊き方を変えるなど、 様々な特徴を持たせた製品が販売されるようになりました。 ◆内釜の進化◆ また、加熱方式や炊き方だけではなく、 内釜も、その素材や形状を研究することで、 より美味しいご飯に近づける工夫がなされています。