冷蔵庫の野菜室ですが、湿度が高いと菌が 発生しやすいと思っていませんか。
食中毒が起こるのは 梅雨時に多いので そのように思う方が 多いのではと思います。
ところが 冷蔵庫の野菜室は、低温なので菌が 発生しにくく なっています。
野菜室の温度帯は、東芝冷蔵庫の場合2℃から4℃(上のケースは、3℃~ら5℃)となっています。
ほかのメーカーのものは、野菜室自体の温度が、3℃から8℃くらいとなっています。
東芝冷蔵庫の野菜室の温度が、低く設定されているのは、
ツイン冷却という冷やし方をしているために、効率よく冷やし、無駄な電気を使わないからです。
食中毒の細菌の多くは、5℃以下で増殖が抑えられるそうです。
東芝冷蔵庫の野菜室の、保存期間が長いのは、
他社に比較して低温なことに加え、温度変化が少なく湿度が限りなく100%に近いことがあげられます。
ここまで書いてきたように 野菜室の湿度がからといって、菌が、増殖しやすいということはないのです。
このように書いてみると、東芝の冷蔵庫がいかにもいいように思いますが、東芝だからいいのではなくて、
ツイン冷却を採用しているからいいのです。
もうずいぶん前の話になりますが、東芝以外の家電メーカーでも冷却方式 に、ツイン冷却を使っているものが多くありました。
それが価格競争とともにコストを押さえるという観点から、ツイン冷却方式をやめ、シングル冷却という冷却機が一つしかない方式に なってしまったのです。
あまりにも価格競争がはげしくなると、このケースのように良い技術が残っていきにくく なってしまいますね。
私たちユーザーもこのようなことを理解する必要があるのではないでしょうか?
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