・しゃっきりごはんを炊く3要素~浸し,強火力,内釜
しゃっきりしたご飯が好きな人にとって、炊飯器の選び方のポイントは、
お米の浸し(吸水)、火力、内鍋の材質が、大切です。
上記の条件が揃わないと
お米が柔らかくなりすぎてしまったします。
まず、炊飯器の加熱方式は、IH方式がお勧めです。
IH方式の炊飯器は、高周波電流によって内鍋自体が発熱するため、
熱が均一に伝わります。
一方、電熱ヒーター加熱の炊飯器は、底から熱が伝わるため、
中心部分がやや柔らかくなる傾向があります。
しゃっきりしたご飯を求めるならば、断然、IH式炊飯器がおすすめです。
また、炊飯器の内鍋の材質も重要です。
鉄製の鍋は熱伝導率が高く、ご飯にしゃっきり感が生まれます
一方、アルミ製の鍋は熱伝導率が低く、
ご飯が柔らかくなりがちです。
ステンレス製の鍋は、熱伝導率はアルミに比べて低いですが、
加熱後も余熱があるため、鍋の中の温度が均等に保たれ、
しゃっきりよりの炊きあがりです。
・あまり語られない、浸しの重要性
ここまで、火力と内鍋の品質について述べましたが、
米の浸しの重要性があまり語られないのが残念と感じています。
お米を芯までしっかりと吸水して、
強い火力で炊き上げることが
しゃっきりしたご飯にするためにとても大切なポイントです。
この浸しというのは、お米を研いでから
一定時間置いておくのが一般的なのですが、
より浸し効果を高めるために、内釜部分の空気を強制的にポンプで抜くことで真空にして、
お米に水を浸透しやすくする機能をもった炊飯器も存在します。
この機能をもつ炊飯器を作っているメーカーは
東芝ですので、ぜひ一度お店で手に取ってみてください。
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