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ジャー炊飯器の歴史

◆ジャー炊飯器の発売は1972年◆ ジャー炊飯器が発売される前は、 ご飯を炊くのは電気釜、炊いたご飯を保温するのは電子ジャー、 というものが普及していました。 それが、 1972年に発売されたジャー炊飯器は、 ご飯を炊いてそのまま保温できると言う便利さで、 社会に浸透していきました。 ◆加熱方式は、ヒーター加熱と電磁誘導加熱◆ 始めはヒーター加熱式だけだったのですが、 電磁誘導加熱の IH 方式が発売されると、 より美味しいご飯が炊けるようになり、 さらに圧力を加えることや、 スチームを使うタイプ、 その他、お米によって炊き方を変えるなど、 様々な特徴を持たせた製品が販売されるようになりました。 ◆内釜の進化◆ また、加熱方式や炊き方だけではなく、 内釜も、その素材や形状を研究することで、 より美味しいご飯に近づける工夫がなされています。
 ◆ジャー炊飯器の加熱の仕組み(IH加熱)◆ IH加熱方式と呼ばれている加熱方式は、 加熱コイルに高周波電流約(25 KHz) を流し、 磁力線を発生させることで、 金属製の内釜に、渦電流を発生させ、 内釜の電気抵抗によって、内釜自体を発熱させる方式です。 この方式の特徴は、 ◆IH加熱方式は、強い火力で美味しいご飯を炊く◆ 内釜そのものを発熱させているので、 お米を加熱するのに効率が良く、 強い火力が得られ、 美味しいご飯を炊くことができるという特性があります。 ◆しゃっきりしたご飯がお好みの方は IH 方式を選ぶと良い◆ ご飯の好みから炊飯器を選ぶとすれば、 しゃっきりご飯がお好みの方は、 IH 方式を選ぶと良いと思います。 しゃっきりご飯を炊くためには、 強い火力が必要であり、より強力な沸騰力が得られることで、 ハリのあるしゃっきりご飯を炊くことができます。 ”昔の人が、 ハリのあるシャッキリご飯をたく時の、 呪文ではないですが、次のような言葉遊びがあります。 ・・はじめちょろちょろ中ぱっぱ、 じゅうじゅう吹いたら火をひいて、 ひと握りのワラ燃やし、赤子泣いてもふた取るな・・ 米を炊く火加減と手順をあらわしたものです。 昨今は、 コメ離れなどと言われることがありますが、 やはり、お米,ご飯は、 日本の食生活の中心であり、日本文化の中心をなすものである と思います。 お米の文化を大切にしていきたいものです。

ウェブルーミングの注意点

・ウェブルーミングとは 「ウェブルーミング (Webrooming)」とは、 インターネットを使って商品を調べたり比較したりしたあと、 実際の店舗で購入することを指します。   つまり、商品をネットで検索してから、 実店舗で購入するという購買行動を意味します。 ウェブルーミングは、 ネットで商品を調べることで、購 入前に商品の情報を収集できるため、 購入決定を下しやすくする効果があります。 また、ネットで商品を探し、 実店舗で実際に手に取って見てから購入することで、 商品の品質やサイズ、色などを確認することができるため、 購入後の満足度も高くなるという利点があります。 ・ウェブルーミングのデメリットと注意点 インターネットで 自分が購入しようと思う商品を調べている時に 評価とか感想とかを参考にする方が多いと思いますが、 基本的な知識がないと そういった書き込みに翻弄されてしまい 本来自分が必要としている機能を満たした商品を 選びにくくなってしまいます。 まずは自分がどういう風に使うのかを 明確にした上で 基本知識を身につけるようにすると良いかと思います。 基本知識を身につけるのには メーカーサイトや 専門家などが書いている本など 信頼性のおけるものを選ぶようにしましょう。 インターネット上のサイトは 情報が玉石混交なので そういった情報を使いこなす基本的なスキルが必要になるものです。 日頃からリアルなコミュニケーションの中で、 情報の真偽を見極められるようなスキルを 身につけるようにしていきましょう。 インターネット上の評価や感想を鵜呑みにする前に どんな人が どのような目的で 書いているのかが大切ということです。

年配の人が使う炊飯器は、内釜があまり重いものはオススメできない

年配の方が使う炊飯器は、 内釜があまり重くないものがオススメです。 ・高級タイプ程、取り回しが大変になる 年配の方は、手軽で簡単な操作ができる炊飯器を求める方が多いのに加え、 取り回しが楽なことも大切な要素です。 炊飯器の内釜が重いと、ある程度の握力がないと、 落としてしまったりすることもあります。 ・買う前に実際に手に持ってみよう お店の方に勧められるままに、美味しいご飯が炊けるからと 高級タイプの炊飯器を買った場合などは、 内釜が重いことが多いので 実際に内釜をもってみて購入するようにしてみましょう。 ・内釜の重さは、材質に左右される。 炊飯器の内釜の重さ、材質や容量によって異なります。 内釜の材質としては、 アルミ、ステンレス、鉄などがあります。 鉄製の内釜は熱伝導率が高く、しゃっきりとしたご飯が炊けますが、 重くて扱いにくい場合があります。 アルミ製の内釜は軽量で扱いやすい反面、 熱伝導率が低く、ご飯が柔らかくなりがちです。 ステンレス製の内釜は、 熱伝導率はアルミに比べて低いですが、 加熱後も余熱があるため、鍋の中の温度が均等に保たれ、 しゃっきりよりのごはんが炊けます。 イメージする力の重要性

しゃっきりしたご飯が好きな人が選ぶ炊飯器のポイントは?

・しゃっきりごはんを炊く3要素~浸し,強火力,内釜 しゃっきりしたご飯が好きな人にとって、炊飯器の選び方のポイントは、 お米の浸し(吸水)、火力、内鍋の材質が、大切です。 上記の条件が揃わないと お米が柔らかくなりすぎてしまったします。 まず、炊飯器の加熱方式は、IH方式がお勧めです。 IH方式の炊飯器は、高周波電流によって内鍋自体が発熱するため、 熱が均一に伝わります。 一方、電熱ヒーター加熱の炊飯器は、底から熱が伝わるため、 中心部分がやや柔らかくなる傾向があります。 しゃっきりしたご飯を求めるならば、断然、IH式炊飯器がおすすめです。 また、炊飯器の内鍋の材質も重要です。 鉄製の鍋は熱伝導率が高く、ご飯にしゃっきり感が生まれます 一方、アルミ製の鍋は熱伝導率が低く、 ご飯が柔らかくなりがちです。 ステンレス製の鍋は、熱伝導率はアルミに比べて低いですが、 加熱後も余熱があるため、鍋の中の温度が均等に保たれ、 しゃっきりよりの炊きあがりです。 ・あまり語られない、浸しの重要性 ここまで、火力と内鍋の品質について述べましたが、 米の浸しの重要性があまり語られないのが残念と感じています。 お米を芯までしっかりと吸水して、 強い火力で炊き上げることが しゃっきりしたご飯にするためにとても大切なポイントです。 この浸しというのは、お米を研いでから 一定時間置いておくのが一般的なのですが、 より浸し効果を高めるために、内釜部分の空気を強制的にポンプで抜くことで真空にして、 お米に水を浸透しやすくする機能をもった炊飯器も存在します。 この機能をもつ炊飯器を作っているメーカーは 東芝ですので、ぜひ一度お店で手に取ってみてください。

「電気製品を選ぶときは、ブレーカーの契約容量を考慮して考えること」

・電気製品を選ぶ時には生活シーンをイメージしよう 電化製品を選ぶ時には、 生活シーンを考慮して最大消費電力を導き出しましょう。 その上で、ブレーカーの契約容量を決めることが重要です。 ブレーカーの契約容量とは、 一定量以上の電力を消費すると 自動的に電気を切れように設定された安全保護装置です。 使用環境にあった適切な契約容量を選ぶことで、 電気製品を安全快適に使い、電気事故を防ぐことができます。 では、ブレーカーの契約容量について説明します。 ブレーカーの契約容量は、電気の最大許容容量を表します。 家庭用ブレーカーの契約容量は一般的に30Aか40Aですが、 建物によっては50Aや60Aなど、 より大きな容量のブレーカーを使用している場合もあります。 次に、電化製品の消費電力について説明します。 電化製品の消費電力は、製品によって異なっています。 大きな消費電力の機器としては、 エアコン,オーブンレンジ,ドライヤー,アイロン,などがあります。 一方で、照明器具や扇風機,テレビ,コードレスクリーナーなどは、消費電力が比較的少ない傾向にあります。 最後にもう一度繰り返しますが、 電気製品を選ぶということで インターネット上を検索してみると、 その製品のことばかり説明されていて、 生活シーンの中で使うという視点が、 抜け落ちている説明が少なくありません。 ここのところをよくわきまえて、 インターネット上の情報を見極めるようにしてみてください。 ・ブレーカーの契約容量を選ぶ 適切なブレーカーの契約容量を選ぶには、 電化製品の消費電力を計算する必要があります。 消費電力は、製品に記載されている電力値(単位はワット) を参考にして計算できます。 電気製品を同時に使用する場合は、 各製品の消費電力を合計して、適切なブレーカーの契約容量を選んで下さい。

IH式電気炊飯器からの漏洩磁界のペースメーカーへの影響はどうなの?

 IH 式炊飯器のメリットとデメリットについて説明している時に、 気になった質問がありましたので記載しておきます。 ・IH式電気炊飯器からの漏洩磁界 質問:IH式電気炊飯器からの漏洩磁界のペースメーカーへの影響はどうなの? 私が調べた上での回答: IH式電気炊飯器からの漏洩磁界が、 ペースメーカーにどのような影響を与えるかは、 炊飯器の特性によって、 磁界の強さが異なるためや、 炊飯器との距離などによって異なるため、 危険だと判断することが出来ません。 一般的にはIH式電気炊飯器からの漏洩磁界が、 ペースメーカーに悪影響を与える可能性は低いとされているようです。 ・漏洩磁界とペースメーカー ペースメーカーの仕組みは、 心臓のリズムを調整するために、電気信号を発生させて調整している機器の為、 IH式炊飯器の磁界によって発生した電気信号に干渉されることで、 正常に動作しなくなる可能性は否定できません。 また、現代のペースメーカーは、電磁波や磁気に対しても考慮された設計のため、 IH式電気炊飯器からの漏洩磁界がペースメーカーに影響を与えることは稀であるとされているようです。 ・漏洩磁界への最善策 要は、現段階では、決め手になる情報は得られなかったということなので、 最善の策を講じるならば、IH式の炊飯器は使わないことに限ります。 ・IH式炊飯器のメリット 確かに おいしいご飯が炊ける というメリットがあったり、 熱効率が良いため、 相対的に 電気代が少ない など メリットも多いのですが、 あくまでマイコン式のヒーター加熱と違い、 電磁力によって加熱しているため 加熱方式が全く違います。 この辺りをよく理解してから購入するようにしてください。

新社会人一年生、一人暮らし の 家電製品選び>調理家電>炊飯器>マイコン方式

 炊飯器の選び方>加熱方式   マイコン方式のメリット とにかくコストパフォーマンスが良いです。   炊飯と保温という基本機能に特化したモデルとなっているため 価格的に低価格です。 IH方式と比較すると、炊飯時の消費電力が小さいので、 ブレーカーダウンを気にせず使えます。    特に、冬場は全体の電力使用が増えますので、   一度に使う家電品の消費電力を計算してみることですね。      アンペア契約 30Aなら3000W、40Aなら4000W ということになります。      例:40A契約の場合の、冬、帰宅して食事の準備を想定して・・       エアコンなど起動時1300W       電気ポット、湯沸かし中1200W                   電子レンジ 600W                   テレビ,照明,冷蔵庫 他 400W                      上記の状態で、残りは500Wしか余裕がないことがわかります。            つまり、 この状態では、マイコン方式の炊飯器でさえ、            ブレーカーが落ちる可能性がある ということです。 マイコン方式のデメリット 加熱方式が内釜の底面のヒーターで行うため、 IH 方式と比較した場合、炊き上がりはIH方式に劣ります。 IH方式の炊き方と比較すると炊飯時の火力が劣るため、シャッキリとしたご飯をお好みの方は適さないと思います。       どちらかと言うと柔らかめのご飯が好きな方向けと言えますね。 低価格帯のモデルとなるため、内釜の品質が低いです。ここのところを指摘している記事が少ないですが、ご飯好きには、見逃せない部分ですので、あえて説明しますと・・内釜が薄く変形しやすかったり、内釜のコーティングが弱いため、内釜で洗米すると、コーティングが剥がれやすいなどといったデメリットがあります。内釜は、丁寧に使いましょうね。

新社会人一年生、一人暮らし の 家電製品選び>調理家電>炊飯器

今日のテーマは、 炊飯器 についてです。 一人暮らしで炊飯器を選ぶ 前に考えて欲しいのがその必要性ですね。 まずは、一人暮らしの食生活をイメージしてみてください。 自炊が多いでしょうか? それとも外食ですか? はたまたお惣菜を買ってきて家で食べるタイプでしょうか? このような所から考え始めることが、 家電選びに限らず大切だと思います。 何を買うか、何を選ぶか、ということよりも どのような生活をするかというの、明確にしてから 選ぶことが大切と感じています。 特に、新社会人の場合は、 どのような働き方をするかによっても 生活スタイルは大きく変わると思います。 残業が多いとか、出張が多いとか 色々な要素が絡んでくると思うので、 ひとまずは最低限のものを揃えてから 勤務状況,働き方がはっきりしてから 追加で買い揃えるのもいいのかもしれませんね。 =さて本題の 炊飯器選び です。= 前提として 基本機能を大切にしたモデルで、 費用を抑えて購入することに重点を置きます。 高級タイプとか多機能タイプは、 また別の機会に投稿しますので ここではコストパフォーマンスを考えた 基本機能の炊飯器について書きたい と思います。 まず炊飯器を選ぶときですが、 大きなポイントは、 炊飯容量 と 加熱方式 です。 炊飯容量 は、 一人暮らしを考えた場合、 3合程度 のものでいいと思います。 それと 加熱方式 ですが、 大きく分けて マイコンタイプ と IH加熱方式 があります。 基本的には、 マイコン方式 で良いかと思います。 マイコン方式 とは、 ヒーターで、内釜を加熱方式 になります。 IH加熱方式 とは、 内釜自体を発熱させて炊く方式 となります 。 IH加熱方式の方が一般的においしいご飯が炊けますが、 その消費電力量も大きいので、 他の電気製品と併用して使う場合には、 電気契約容量なども気になる ところです。 お住いの部屋の 電気契約容量を覚えておく ことは、大切です。 30A(アンペア)契約なら、 一度に使える電気製品の消費電力量の合計が3000W(ワット) となりますので、 例えば、 エアコン、暖房使用で立ち上げ時の場合、約1300W、 電気ポット、湯沸かし中で、約1000W、 炊飯器、炊飯中で、約1000W とすると、 合計3300Wとなり、 既にブレーカーは落ちてしまいます。 こ

新社会人一年生、一人暮らし の 家電製品選び

 今日からしばらくは、 新社会人一年生が一人暮らしを始めるにあたって、 どのような家電製品を選び、どのように使ったら便利なのか、 を綴ってみたいと思います。 新社会人と言いましても、 人それぞれの好みがあり、生活スタイルがありますので、 色々なケースを想定して書いてみたいと思います。 ぜひご自分に合った項目を参考に、 自分に合った家電製品を選んでみてください。 今日のご訪問に感謝いたします。 ありがとうございました。

お久しぶりです。また、投稿を開始します。

 随分と久しぶりの投稿となりました。 このブログへの投稿に戻ってきました。 家電業界で現役として、 長いこと量販店担当の営業をやってきましたが 今は、定年退職をして 地域の役員などやって暮らしています。 その中で、 皆さんが電気のことや家電製品のことについて 困っていることや使い方など聞かれることが 時々ありますので、 改めてこのブログを通して 私の考えや意見が、皆さんの参考になったら嬉しいと思い、 投稿を始めようと思い立ちました。 またよろしくお願いしたいと思います。 久しぶりのご訪問になられた方、 ありがとうございます。 また、新たに訪問された方、よろしくお願いいたします。 ご訪問に感謝いたします。